昭和天皇も絶賛された奄美の味
地鶏の旨味を活かしたスープが美味
鹿児島県本土から南西に約380km。コバルトブルーの美しい海に囲まれた、南国のリゾート・奄美大島。年間を通して温暖な気候で過ごしやすく、毎年多くの観光客が訪れます。そんな奄美大島で生まれ、今では島を代表する料理として人気を集めているのが“鶏飯(けいはん)”。昭和天皇も絶賛されたという逸話もある名物です。
鶏飯は蒸した鶏肉のささみ、椎茸、錦糸卵、ネギ、パパイヤの漬物など、様々な具材をご飯の上に盛り付け、熱々の鶏ガラスープをかけて食べる、お茶漬けのような料理。あっさりとした味わいで、夏の暑さで食欲が出ない時でもサラサラと食べられる、南国の島ならではの料理です。もちろん、その味の決め手となるのは鶏ガラスープ。お店や家庭によってその作り方には違いがあるものの、じっくりと時間をかけて地鶏の旨味を引き出した、深みのある味わいが特徴です。食事としてはもちろん、お酒好きの方には〆の一品としてもオススメです。
撮影協力/一条通 さけ咲
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