おいしさの追求 飼料へのこだわり
日本農林規格(特定JAS)において厳しい基準が定められている地鶏ですが、おいしさの追求はそれだけではありません。出荷前に与える飼料のことを仕上飼料といいますが、この仕上飼料に飼料用米を10%~20%加えるのです。こうすることで、鶏肉の食味に良い影響を与える「オレイン酸」含量の増加や、むね肉において“うま味成分”である「グルタミン酸」含量の増加が鹿児島県の研究によって確認されました。こだわりの飼料が、地鶏の味わいをさらに向上させています。
2017年「かごしまブランド」に指定!
鹿児島県では、全国で高い評価を受けている農畜産物を「かごしまブランド」に指定しており、畜産物では「鹿児島黒牛」「かごしま黒豚」などが選ばれています。平成29年5月、ついに「さつま若しゃも」「さつま地鶏」「黒さつま鶏」も「かごしまブランド」の産地指定を受けました。生産者の徹底した管理体制、安全への取り組み、そして飼料の工夫などおいしさへの探求が実を結びました。